全寮制の中等部・高等部(本科・専攻科)8年制特別支援学校

教育内容

教育内容

専攻科(2年制)

専攻科教育の基本姿勢

 中等部での全面的な発達を進める基礎教育と、その基盤に立つ高等部での質の高い全人教育(体力作り・技能訓練・生活指導)の成果の上に、専攻科では健常な青年に劣らぬ体力、気力、生活力を育て、技能訓練を技術指導にまで高める教育を行います。
 生徒の持つ残された課題の一つひとつを具体的に紐解き、中等部高等部のどの段階の教育を繰り返り深めるべきかを見極めます。その真摯な教育姿勢が、生徒一人ひとりを確かな職業人、社会人、生活人に育てあげる糧になります。卒業生全員の就職を達成すること。それが光の村の教育目標です。

専攻科の教育目標
1体育指導

 卒業時に、社会で自立して生きていくことに耐え得る体力を獲得することをめざして体育を強化していきます。

体育指導
2職業指導

 8時間力いっぱい働き抜く力をつけ、一人ひとりの年次計画に沿って具体的な職業指導を実施します。
 作業内容は、全身の筋肉を使い全力でする大筋作業。繰り返しの力を要する作業。長時間取り組む力が求められる作業等、個々の特性や段階に沿って取り組みます。

  • できるだけ全身の筋肉を使い全力でする大筋作業。
  • 単純な繰り返しで全力を打ち込んでする仕事。
  • 短時間で終わる仕事でなく長時間連続する仕事。
職業指導
3生活指導

 季節や環境に応じた整容、衣服の管理、基礎的な調理や買い出し、日記や家計簿をつける習慣、掃除や整頓の力はもちろん、簡単な器具や電化製品の修理補修、健康管理の知識や運動の習慣、公共交通機関の利用方法や余暇の過ごし方等など…。自立して生きていくために必要な力や経験は多岐にわたります。
 卒業後の生活や人生を生徒自身がイメージし、自信を持って光の村を巣立てるように指導を進めます。

  • 生活日課では当直者の助手的な活動をする。
  • 自主調理の計画を立てて実践する。
  • 余暇活動の計画を立てて実践する。
生活指導